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稲荷山館跡第2次(7月24日〜7月28日)


今週から土塁の調査を行いました。斜面での発掘作業は無理な姿勢で行うため、とても大変です。


調査区の全景です。写真の中央部にある盛り上がった部分が土塁になります。土塁を半分だけ掘り、土がどのように盛られたのかを調べます。


ふ化した蝉を見つけました。キラキラと光っていてとてもきれいでした。7月は雨が多いですが、少しずつ夏に近づいているようです。早く梅雨が明けて、晴れた空の下で元気な蝉の鳴き声が聞きたいです。


稲荷山館跡第2次(7月18日〜7月21日)


今週から稲荷山館跡発掘調査が始まりました。調査区が低い位置にあるため、水が溜まりやすい場所です。


調査区内の杉の切り株を除去しています。作業員さんが手際よく根を切り落としていくので、あっという間に取り除かれました。


これは中世の土の鍋で、内耳土鍋というものです。米沢では出土する遺跡が多いです。