「壇山古窯跡群」カテゴリーアーカイブ

壇山古窯跡群(7月4日~7月8日)

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窯の底には、直線的に割れた土器が敷き詰めてられており、排水溝として利用していたものと考えられます。

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今まで性格不明だった遺構が、県内ではほとんど類例のない、地下式の須恵器窯であることがわかりました。

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窯底からはたくさんの須恵器が出土しています。
2ヶ月間続いた調査も今週で終了です。
調査に携わった皆さんのご協力に感謝いたします。


壇山古窯跡群(6月20日~24日)

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調査区の西側にある窯跡になります。
手前は焚き口で、遺物が多く残された箇所が土器を焼いた焼成部と考えられます。

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もう1基の窯跡は、床面から壁への立ち上がりが綺麗に残っています。
傾斜が急で遺物が全く出土していない場所になります。

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非常に残りのよい窯壁が1枚まるごと出土しました。
分析用サンプルとして活用していく予定です。


壇山古窯跡群(6月13日~17日)

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調査区の全景になります。右奥と手前に計2基の窯跡があり、左側には捨て場と考えられる遺物集中区があります。

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窯と捨て場からは遺物の他に、天井材と思われるものも多く出土しています。

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土曜日の現地説明会はおよそ60人の方がいらっしゃいました。
暑い中、ありがとうございました。


壇山古窯跡群(6月6日~10日)

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写真手前の窯跡は傾斜がきついため、梯子(はしご)を足場にして発掘していきます。

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煙道部の近くでは、床面から窯壁へ立ち上がる様子がはっきりとわかります。床面も窯壁と同じくとても硬くなっています。

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調査事務所近くにある展望台からながめる景色はきれいです。