「野田遺跡」カテゴリーアーカイブ

野田遺跡・下中瀬遺跡(9月4日~9月8日)


野田遺跡の調査区全体の遺構検出状況(西から俯瞰(ふかん)撮影)です。写真中央が微高地(自然堤防)になっており、遺構群が集中しています。写真手前と奥は低湿地となっています。


こちらは、ドローンで真上から撮影した遺構検出状況です。微高地は、写真中央で蛇行する旧河川の砂層などにより形成されており、ここに遺構が集中しています。


野田遺跡・下中瀬遺跡(7月31日~8月4日)


野田遺跡の調査区東側では古代の低湿地などの痕跡が発見されています。遺構の外郭線を雨で消えないように石灰で白線を引いています。


下中瀬遺跡の調査区中央部と西端部の上層(写真奥)には溝跡や墓坑などがあります。


下中瀬遺跡の調査区西端では近世の貨幣などが出土した遺構が見つかっており、遺構の底面などに炭が充満しています。墓坑であった可能性が推測されます。


野田遺跡・下中瀬遺跡(7月24日~7月28日)


野田遺跡の排水作業の様子です。
週末の集中豪雨により調査区が水没しました。
深いところは排水ポンプを総動員し汲み上げ、排水ポンプが入らない浅いところは作業員が柄杓(ひしゃく)で水を汲んでいます。


下中瀬遺跡の上層で検出された長方形状遺構です。
長さ約2mの平面形が長方形の長大な遺構が発見されました。
遺構の壁や底面付近には炭が充満し、周辺からは古銭(写真奥の箸のところ)が出土しました。形状や埋土の様子からお墓などの可能性もあります。


下中瀬遺跡は上層(ブルーシート部分と写真奥)と下層の2面の遺構検出面があることがわかり、今週は調査区西側(写真奥)にて上層の調査が終了したため、下層の遺構検出を行いました。


野田遺跡・下中瀬遺跡(7月18日~7月21日)


野田遺跡の一番南側の調査区(南区)の全景写真です。
南区では、写真手前が黒色土の低湿地、写真奥が微高地となっており、微高地の黄色地山土の上で大型の土坑などが複数発見されました。


下中瀬遺跡の溝跡の精査状況です。南北に延びる大型の溝跡で、調査区東側を流れる高瀬川に並行しています。時期は平安時代と考えられ、集落を区画する施設などの可能性もあります。


下中瀬遺跡の土坑の精査状況です。平安時代の土器がまとまって出土する浅めの土坑で、ゴミ捨て穴と考えられます。


野田遺跡・下中瀬遺跡(7月10日~7月14日)


野田遺跡では、調査区西側の微高地部分の面整理を行い、遺構の外縁に白線を引いています。建物の柱穴や溝跡、井戸跡、ゴミ捨て穴と考えられる土坑(どこう)などが集中して発見されています。


調査区東側の低地部との境には、直径1m前後の土坑群が認められる場所があります。土坑からは、廃棄された土器片が多く出土しています。


下中瀬遺跡の調査区中央部では、炭化物を多く含む土坑などが確認されています。土層を観察する部分を残しながら調査しています。


野田遺跡・下中瀬遺跡(7月3日~7月7日)


野田遺跡の様子です。今週初めの豪雨のため、週初めは排水作業と土留め作業に追われました。


遺構検出と白線引き作業を行いました。来週も雨の予報があるため、遺構の外縁に石灰で白線を引き、遺構の輪郭線が消えないようにしました。


県内市町村の埋蔵文化財担当者研修会が野田遺跡で開催されました。遺跡の分布調査のほか、発掘調査での面整理や遺構の記録など、一連の作業の研修が行われました。


野田遺跡・下中瀬遺跡(6月26日~6月30日)


野田遺跡では、先週重機による表土除去が終了したため、本格的に遺構検出に入りました。
溝跡や井戸跡などが調査区西側から確認されました。


野田遺跡の井戸跡の様子です。
面整理により木枠のある井戸跡の掘方の大きさや平面形態も明らかになってきました。


下中瀬遺跡では、先週に引き続き遺構精査を行いました。
移植ベラや鎌を使って丁寧に掘り下げていきます。


野田遺跡・下中瀬遺跡(6月19日~6月23日)


下中瀬遺跡では、遺構の精査を行いました。
写真左側は高瀬川の土手です。下中瀬遺跡は川に隣接しており、どのような遺物が出るか楽しみです。


野田遺跡では、面整理作業を行いました。作業員が1列に並んで遺構の面を平らに削っています。
写真手前の箸を立てている箇所では、たくさんの遺物が出土しています。ブルーシートがかかっている部分では、木枠をもつ井戸跡が見つかりました。


井戸跡は平面が方形で(土の色が黒っぽくなっている部分)、井戸枠の縦板が顔をのぞかせています。平安時代のものと考えられます。


野田遺跡・下中瀬遺跡(6月12日~6月16日)


下中瀬遺跡では、表土除去終了後に面整理を行いました。
写真手前の方では土器が出土しており、ピンポールや箸をたてて目印にしています。


こちらは野田遺跡の様子です。
写真右側は、重機で現代の表土を除去しています。
写真左側はその後に人力で古代の遺構の面を平滑にする面整理を行っています。


野田遺跡の面整理の際に古代の土器などと共に、縄文時代の黒曜石製の矢じりが出土しました。
黒曜石は産地が限られており、県内では月山周辺などでしか産出しない珍しい石材です。


野田遺跡・下中瀬遺跡(6月5日~6月9日)


下中瀬遺跡から見た野田遺跡(写真奥)と調査事務所(写真手前)の遠景です。高瀬川を隔てた2ケ所の遺跡を調査するため、中間に事務所を置きました。両遺跡とも鳥海山が綺麗に見える古代の遺跡です。


野田遺跡の様子です。重機が入る前に調査区際を溝掘りして、遺構面までの深さを確認しています。


こちらは下中瀬遺跡です。現代の表土を重機で掘り下げて、遺構が確認できる面を出しています。