「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

川前2遺跡第5次(10月9日~10月12日)

掘り終えた遺構です。
一辺が約2メートル程ある住居跡で、底面付近からは土師器の甕(かめ)と思われる破片が出土しました。

上で紹介した土師器の一部です。
その形から古墳時代前期のものと考えています。
もしかすると、近くで出土した破片と接合できるかもしれません。


川前2遺跡第5次(10月1日~10月5日)

10月6日(土)に、隣の中野目Ⅱ遺跡と合同で現地説明会を行いました。
川前2遺跡では、これまでに出土した土師器や弥生土器などを中心に展示しました。

 

天気も無事、快晴に恵まれ発掘現場も直接見ていただくことができました。
季節外れの暑い中ではありましたが、約50名の方にご参加いただき、ありがとうございました。


中野目Ⅱ遺跡(10月1日~10月5日)

調査区西壁付近で遺物が出土しています。
壁を観察すると、点線で示した黄色い層で出土していることがわかります。
川が氾濫した際に混入したものだと思われます。

上で紹介した遺物です。古墳時代の土師器(はじき)という土器です。
割れたり、欠けたりすることなく、全体の形をとどめています。


川前2遺跡第5次(9月25日~9月28日)

7月の第2週に紹介した溝状遺構の壁側を、少し拡張して掘り進めています。
検出していくと、やはり溝状遺構は続いていて、四角い形になっていそうなことがわかりました。

 

遺構の検出作業をしています。
この辺りからは、古代の土師器片や須恵器片が大量に出土してきました。


川前2遺跡第5次(9月18日~9月21日)

地層を観察するために残したベルトを取り除いたところ、大きな土師器が出土しました。
古墳時代の高坏という土器の脚の部分で、残念ながら写真の奥側の一部は欠けていましたが、残りの部分は壊れずに元の形をとどめていました。

 

こちらは調査区南側に掘り込まれた土坑と考えられる遺構です。
深さは20~30cm程あります。


中野目Ⅱ遺跡(9月18日~9月21日)

以前紹介した大型の遺構です。
遺構の大きさを、両手をひろげた人々で示しています。

 

堆積した土を観察するため、十字状に土を残して掘り下げていきます。
この写真の場合、2方向で土の堆積状況が観察可能となり、よりくわしく観察することができます。


中野目Ⅱ遺跡(9月10日~9月14日)

井戸跡と考えられる遺構です。
廃棄のときに石を投げ込んで埋めたらしく、10~30cmほどの大きさの石が大量に堆積しています。

 

こちらも井戸跡と考えられる遺構で、下から水がどんどん湧き上がってきます。
そのためバケツで水を汲み上げながら作業を進めてます。