馳上遺跡第8次(10月24日~10月28日)

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4区東側の掘立柱建物跡を完掘しました。底は10cm大の石を多く含む層になっており、地盤の固い砂利層まで柱を打ち込んだ後、粘土で固めたことが推察できます。

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4区中央付近の土坑から完形に近い坏が出土しました。

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4区北側から中世の掘立柱建物跡が見つかっています。2間×6間の建物跡で、南北に庇(ひさし)と考えられる柱列が見られます。ほぼ全ての柱穴の中には扁平な石が置かれており、礎石の役割を担っていたものと考えられます。