「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

玉作1遺跡第3次(5月14日~5月18日)

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重機械による表土除去が終わりました。
全体的に70cmくらい掘り下げました。

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砂が崩落してこないように土嚢を積む作業を行いました。
現在のところ土嚢を1000個使っています。
来週中には積む作業が終わり、本格的に発掘調査に入っていきます。

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現場のプレハブの環境整備を行っている様子です。


天王遺跡第2次(5月10日~5月11日)

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天王遺跡の調査が5月10日から始まりました。
昨年に引き続き第2次の調査となります。
この写真は調査開始前に撮影した調査区の様子で、調査区隣には杉の木の下のところに小さな祠があります。
今週は来週からの重機による表土除去の準備のため、調査区にトレンチをいれる作業を行いましたが、平安時代の須恵器の坏や、中世陶器の破片が十数点出土しています。


川内袋遺跡(5月8日~5月11日)

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5月8日から発掘調査が始まりました。
川内袋遺跡は縄文時代の遺跡です。
まず始めに重機を使って、遺跡がある面まで掘り下げます。

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一部遺構検出面を確認するために掘ると、縄文土器が出土しました。
これからどのような遺構や遺物が出土するのでしょうか。


玉作1遺跡第3次(5月9日~5月11日)

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5月9日より玉作1遺跡第3次調査が始まりました。
調査前の状況です。今回は、仮設用道路の部分を調査します。

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重機による表土掘削状況です。
70cm掘削をおこなうと、遺物を含んだ土になりました。
この後は方眼状に杭を打ち、手掘りで調査を行っていきます。


矢馳A遺跡第4次(5月9日~5月11日)

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矢馳A遺跡第4次発掘調査が始まりました。砂の部分は昨年度の調査区です。
今年度は、コンクリートや砂利が敷かれている道路部分を掘り下げて調査します。(西から)

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砂の土留めをしている板を撤去しました。
この後コンクリートを剥がし、表土掘削を行います。

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重機でコンクリートを剥がしている様子です。


天矢場遺跡(5月10日~5月11日)

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岩部三十三観音で知られる岩部山山頂付近から見下ろした天矢場遺跡周辺の景観です。(写真中央が天矢場遺跡)
すぐ北側では新しい国道13号線の改築工事が実施されています。

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天矢場遺跡と、隣接する加藤屋敷遺跡2次調査の開始式を合同で実施しました。
調査が安全に進むこと、発掘成果があがることを祈りながら、調査をスタートさせました。

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住宅地や畑地として利用されていた調査区は市道によって四分されています。
小学生の通学路としても利用されているため、安全にはくれぐれも注意して調査を進めなければなりません。

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市道沿いに安全フェンスを張り巡らせた後、調査区の外周を線掘りしていきました。
来週からいよいよ重機による表土除去作業に入っていきます。


上大作裏遺跡第2次(5月10日~5月11日)

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昨年に続く2次調査を5月10日から開始しました。
7月下旬まで3ヶ月ほどの調査期間を予定しています。
先ずは機材道具の積み下ろしからスタートです。

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11日から重機械による調査区の表土掘削を行いました。
写真の奥が昨年度調査した箇所になります。

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中央の黒く四角い範囲は竪穴住居の跡のようです。
時代はこれからの調査で明らかになりますが、周りから出土した土器片などにより、平安時代のものと思われます。


百刈田遺跡第4次(1月22日〜1月26日)


下層面の完掘状況です。この面からは縄文時代の土器片が出土しました。砂礫層からの出土ということがあり、ほとんどの物が磨り減っていました。


関係者向けに現場説明会を行い、現場の状況をみてもらいました。


木の種類などを調べるために流木のサンプルを採取しました。


1月26日をもって、二ヶ月間に及ぶ発掘調査が終わりました。