炭や遺物が集中した箇所を下げたところ、丸い穴が出てきました。楕円形の石や土器が見られます。このような穴は、もう一箇所あります。
1枚目とは別の炭が集中する穴のアップです。この遺構の上は炭混じりの黒土であって、木の形が分かるほどの大きさではありませんでした。
この小さな穴もまた先の写真と同様の地区から検出されました。この種の丸い穴は何箇所も出ており、たいてい土器のかけらが混じっています。
東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターと当センター共催で企画展示を実施しております。
1. 期日 平成19年8月1日(火)~8月10日(金) 10:00~17:00
2. 場所 東北芸術工科大学保存修復研究センター 4階展示室 入場無料
3. 内容 ・埋蔵文化財センターの仕事 (発掘作業・整理作業)
・古代食器の移り変わり
・山形県内出土古代瓦の研究
・木製品の保存処理
4. ギャラリートーク 「遺跡を掘ること、遺すこと」
日時 8月5日(日) 13:30~15:00
場所 東北芸術工科大学保存修復研究センター 4階展示室
解説 東北芸術工科大学保存修復研究センター 北野博司准教授
(財)山形県埋蔵文化財センター 伊藤邦弘専門調査研究員
〃 渡辺淑恵
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D区の下段の平場の遺構がほぼ掘り上がりました。柱穴と考えられる遺構が多く見つかっています。
慈恩寺の北東にある箕輪という集落に続く道です。「箕輪道(みのわみち)」と呼ばれています。
調査事務所から調査区まではこの道を数分かけて歩いていきます。
今回の調査原因となった農道は、この箕輪道にほぼ沿った形で建設されます。