上大作裏遺跡第2次(7月2日~7月6日)

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大きな長方形の形が現れてきました。縄文時代の竪穴住居の跡のようです。

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移植ベラで慎重に掘り進めていきます。縦横に残されたベルトは、土層の断面を調べるためのものです。

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住居跡から出土した有孔円版です。土器のかけらを円く整形し、穴を開けて糸つむぎなどに再利用したと考えられます。


川前2遺跡第3次(7月2日~7月6日)

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調査区中央を横断する溝跡(SD1)の土層断面を実測しているところです。粘質土と砂質の層が交互に凹レンズ状に堆積しています。

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古墳時代の住居跡(ST5)を調掘り下げているところです。手前の床面から土器がまとまって出土しています。また奥の床面では炭が広がっています。


堤屋敷遺跡第2次(7月2日~7月6日)

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調査区北半部の遺構の掘り下げ作業に入りました。写真は、先週お伝えした掘立柱建物跡の柱穴の断面図を作成している様子です。

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遺構を掘り下げてみると、須恵器甕(RP13)の破片が出土しました。

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2区の遺構の完掘状況です。金曜日にラジコンヘリによる空中撮影もあわせて行いました。


興屋川原遺跡第4次(7月2日~7月6日)

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A区表土掘削作業。工事用道路の砕石を除去した後、かつての水田の耕作土を1mほど下げると遺構検出面です。

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C区表土掘削作業。週の後半は雨天続きで、朝には調査区が冠水します。そのため最初の仕事は排水作業です。

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重機による表土掘削作業。昨年度まで工事用道路として使用していたところが本年度の調査区です。ダンプに踏み固められ、非常に硬くしまり、砕石の掘削作業は非常に手間がかかりました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research