行司免遺跡第4次(6月25日~6月29日)

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行司免遺跡ではいたる所で炭や土器が集中しています。現在、これらの集中箇所を掘り下げて調査を行っています。

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先週もお伝えした箇所です。調査を進めると、ぼんやりと黒い土が、やや四角くまとまってきました。

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行司免遺跡の溝は奈良・平安時代のものよりも新しいものもあります。このかんざしも新しい時期の溝から出てきました。


上の寺遺跡(6月18日~6月22日)

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今週も重機による表土除去が続きます。
段差の部分はアームをいっぱいに伸ばして掘り下げます。

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ようやく表土除去が終わりました。
これから遺構を探す作業が始まります。

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斜面を人力で削ると、複雑な形が現れました。
昔の人の土木工事の苦労がわかります。


天王遺跡第2次(6月18日~6月22日)

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例年であれば梅雨の時期ですが、今週前半は乾燥注意報が発令され晴天が続きました。調査区が広いため雑草がはえてきます。写真撮影前にジョレンで草刈です。

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今週調査区の遺構確認作業が終了しました。その結果円形や方形に廻る溝跡などが確認されました。

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今週からようやく遺構を掘り下げる調査が始まりました。これは直径約15mの円形の周溝を調査している様子です。

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足元をふとみるとキノコが育っていました。食べられるかは不明です。


上大作裏遺跡第2次(6月18日~6月22日)

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今週から工事用道路を挟んだ南側の調査がスタートしました。まずは重機を使って、遺跡が確認できる面まで掘り下げていきます。

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隣のさくらんぼ園では、真赤に色づいた実がとってもおいしそう!

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調査区の東縁から河川跡が見つかりました。付近では、氾濫による川砂が厚く堆積していました。


天矢場遺跡(6月18日~6月22日)

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A区南東端の土坑から、縄文土器片が出土しました。中央に見えるのは深鉢の底部です。

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A区中央の土坑を掘り終えると、その下にももう一つ土坑らしきものが現れました。今後さらに調査を続けます。

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A区中央西側の柱穴底面から、縄文土器の深鉢底部が出土しました。

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雨のため現場での精査ができなくなり、事務所内で出土した遺物を整理しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research