天王遺跡第2次(5月14日~5月18日)

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今週から重機による表土除去が始まり、ほぼ円形に廻る溝跡が確認されました。
今後の調査でどのような結果が出るか楽しみです。

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天王遺跡では現在までに古代の須恵器・土師器や、中世の陶磁器が出土していますが、その数はあまり多くありません。
写真の遺物はトレンチ掘りの際出土した磁器です。


上大作裏遺跡第2次(5月14日~5月18日)

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重機で表土を剥ぎ取った後に、少しずつ土を削っていき、この地に遺された生活の痕跡を探していきます。

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削って現れた黒い土の範囲は、形や大きさから、2棟以上が重なった竪穴住居の跡と考えられます。

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遺跡や出土した遺物の位置を正確に記録するため、公共座標に合わせた基準点を設置しているところです。


天矢場遺跡(5月15日~5月18日)

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今週から重機による表土除去作業および鋤簾(ジョレン)による面整理作業に入りました。

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B区の面整理が一段落したところで、写真を撮影しました。
中央に掘立柱建物跡を構成すると思われる柱穴が並んでいます。後日、改めて遺構の検出作業を行い、遺構の配置を再確認したいと考えています。


堤屋敷遺跡第2次(5月14日~5月18日)

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重機械2台を使って表土を剥いでいきます。
土色の変化や土質の違いに注意しながら、調査員が指示を出して慎重に掘下げていきます。

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上段の写真の後におこなわれる「面整理」と呼ばれる工程です。
ジョレンという道具を使って、地面を平らに薄く削り、土色、土質の比較で遺構を見つけていきます。

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1区南の遺構検出状況です。
最近の掘り込みや溝の他に土坑やピットが数基確認されました。
また、寛永通宝一点が出土しました。


玉作1遺跡第3次(5月14日~5月18日)

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重機械による表土除去が終わりました。
全体的に70cmくらい掘り下げました。

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砂が崩落してこないように土嚢を積む作業を行いました。
現在のところ土嚢を1000個使っています。
来週中には積む作業が終わり、本格的に発掘調査に入っていきます。

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現場のプレハブの環境整備を行っている様子です。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research