今週から重機による表土除去が始まり、ほぼ円形に廻る溝跡が確認されました。
今後の調査でどのような結果が出るか楽しみです。
天王遺跡では現在までに古代の須恵器・土師器や、中世の陶磁器が出土していますが、その数はあまり多くありません。
写真の遺物はトレンチ掘りの際出土した磁器です。
重機で表土を剥ぎ取った後に、少しずつ土を削っていき、この地に遺された生活の痕跡を探していきます。
削って現れた黒い土の範囲は、形や大きさから、2棟以上が重なった竪穴住居の跡と考えられます。
遺跡や出土した遺物の位置を正確に記録するため、公共座標に合わせた基準点を設置しているところです。
今週から調査が始まりました。
表土を除去して、遺構検出に入りました。
調査区の全景です。まだ全体の四分の一しか掘っていません。
今週から重機による表土除去作業および鋤簾(ジョレン)による面整理作業に入りました。
B区の面整理が一段落したところで、写真を撮影しました。
中央に掘立柱建物跡を構成すると思われる柱穴が並んでいます。後日、改めて遺構の検出作業を行い、遺構の配置を再確認したいと考えています。
発掘調査は5月14日から開始しましたが、まずは調査区の範囲を明確にするため、線掘り作業から始めました。
2005年度に調査された試掘トレンチを精査し、古墳時代の遺構検出面を明確にしました。
重機械2台を使って表土を剥いでいきます。
土色の変化や土質の違いに注意しながら、調査員が指示を出して慎重に掘下げていきます。
上段の写真の後におこなわれる「面整理」と呼ばれる工程です。
ジョレンという道具を使って、地面を平らに薄く削り、土色、土質の比較で遺構を見つけていきます。
1区南の遺構検出状況です。
最近の掘り込みや溝の他に土坑やピットが数基確認されました。
また、寛永通宝一点が出土しました。
重機で調査区の表土掘削と残土整形を行いました。
矢馳A遺跡・玉作1遺跡の発掘調査開始式を行いました。
表土掘削後のE区の壁が崩れないように、土嚢で土留めしています。
重機械による表土除去が終わりました。
全体的に70cmくらい掘り下げました。
砂が崩落してこないように土嚢を積む作業を行いました。
現在のところ土嚢を1000個使っています。
来週中には積む作業が終わり、本格的に発掘調査に入っていきます。
現場のプレハブの環境整備を行っている様子です。
発掘で使う道具等をプレハブに運びました。
これから本格的に調査が始まります。
重機で表土を取り除いた後、移植ベラやジョレンという道具を使って、掘っているところです。
カゴの中には出土した縄文土器や石器が入っています。
山形市立宮浦小学校におじゃましました。
クルミ割りを体験。実際に食べてみました。
弓矢体験です。的にたくさん命中して喜んでいました。
縄文時代の道具に触れて、ポーズ。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research