秘宝館　中近世

秘宝No.1
名称	瀬戸鉄釉印花文水注	せとてつゆういんかもんすいちゅう
出土遺跡	小田島城跡(東根市)
		小田島城跡の二の丸にあたる地区から出土しました。スタンプを用いて牡丹の花が描かれています。底が抜け、首が折れたものを、漆で補修して大事に使っていました。（14世紀前半）

秘宝No.2
名称	羽州街道	うしゅうかいどう
出土遺跡	坂ノ上遺跡(山形市)
		姿を現した羽州街道　南から写しました。　江戸時代の羽州街道の一部が蘇りました。今にも、往来をする人々が現れ、辺りからは喧騒が聞こえてきそうです。　息詰まるような、それでいてどこか懐かしいような、極めて濃密な空間がここには感じられます。

秘宝No.3
名称	州浜秋草双鳥鏡	すはまあきくさそうちょうきょう
出土遺跡	小田島城跡（東根市）
		竪穴建物跡の隅から鏡面を上にした状態で出土しました。同じ遺構からは、硯、紡錘車、砥石、毛抜き、瀬戸美濃など、14～15世紀頃の遺物が出土しています。

秘宝No.4
名称	雪の小田島城跡（平成13年12月13日撮影）	ゆきのおだじまじょうあと
出土遺跡	小田島城跡（東根市）
		平成９年度から５年にわたる発掘調査を行った東根市の城館跡です。道や沼など中世から続く地形と、新しく建設される直線的な道路の様子が分かります。