馬場町2番地遺跡(9月21日~26日)


火災ゴミを埋め立てたと考えられる大型廃棄土坑を掘り下げました。炭化した大量の材木とともに、陶磁器や燃え残った布などの遺物がたくさん発見されました。


深さ1mほどの大型廃棄土坑の底面には、大きな木製品が出土しました。


その大型土坑の前には、大型の土坑と南北に延びる溝があることがわかりました。それらの底面から、1m近くあるような大きな河原石とともに、福井県福井市で産出される「笏谷石」でつくられた石塔の上部にある「相輪」や、五輪塔の「空風輪・火輪・水輪」などが発見されました。


26日には、近世面の完掘状況を記録するために、空撮を行いました。

車ヶ渕遺跡(9月24・25日)


連休明けとなる今週から、遺構の調査に入りました。これは竪穴建物の跡で、出土する遺物から平安時代のものと考えられます。


北側調査区の下層から発見された溝は、湧いてくる水を排水しながらの調査になります。


こちらも溝状の遺構ですが、蛇行していることから旧河川の流路の一部と考えています。底面近くからは平安時代の遺物が出土します。

飯田館跡第2次(9月14日~18日)


10区の調査を引き続き行いました。表土の除去が終わったところから遺構検出を行っています。


検出された遺構です。整地層の上面から掘られています。遺構は半分だけ掘り下げ、土の堆積を記録したうえで完掘していきます。


表土中から遺物も出土します。重要な遺物や形がある程度残っているものは、写真や出土位置などを記録したうえで、取り上げています。

馬場町2番地遺跡(9月14日~18日)


調査区南側の遺構精査が始まりました。


調査区南側では、礎石の沈下防止や高低調整のために据えられた「根石」と推測される遺構が検出されました。


19日には調査説明会を開催し、41名の方にご来場いただきました。説明会では、当遺跡の中心をなす江戸時代の遺構や遺物に関する調査成果を報告しました。


現地説明会において、庄内藩上級家老屋敷跡から出土した多様な遺物に、参加者の皆さまが興味津々で見入っている様子がうかがえました。

車ヶ渕遺跡(9月14日~18日)


今週も掘下げを続けました。ここからは古墳時代のものと考えられる遺物が大量に出土しています。


調査区の壁面をきれいに整え、その断面から調査区内の土地がどのように堆積していったかを探ります.


調査区の空撮を実施しました。向かって左が8月までに調査した地区で、右が新たに掘削した地区です。

砂田遺跡・西原遺跡(9月7日~12日)


今週は雨の影響でなかなか思うように作業を進められませんでした。
西原遺跡北区拡張区・南区を中心に調査を進めていきます。
こちらは西原遺跡北区北端で先週から掘り進めていた井戸の木枠の記録・取り上げ作業をしています。
写真で記録した木に番号を付けて袋に入れていきます。
重なっている場合は撮影→取り上げを何度も繰り返してすべての木を記録していきます。


西原遺跡の調査と並行して砂田遺跡の調査範囲を拡張していきます。
水を含みぬかるんでいるため足を取られないように注意しながら表土除去していきます。
表土から土器が次々と見つかっています。


9月12日土曜日に遺跡発掘体験を行いました。前半では遺跡の概要や目的などを説明し、後半に砂田遺跡の遺構を掘っていただきました。遺構内からはたくさんの遺物が出土しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

砂田遺跡・西原遺跡(8月31日~9月4日)


こちらは西原遺跡北区北東端で確認された長い溝跡です。ほかにも完形の土器を含んだ遺構や深さが1mを超える大きな穴も見つかっています。


西原遺跡北区北端で井戸枠が出てきました。北半分は調査区の外へ伸びており壁が崩れないように掘っていきます。水が湧き出てくるためポンプを稼働させつつ掘っていきます。

Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research