11月8日(日)に砂田遺跡・西原遺跡の発掘調査説明会を行います。農地整備事業(漆山地区)に伴う発掘調査です。奈良時代から平安時代の掘立柱建物が数多く見つかり、土師器や須恵器などの土器が出土しました。

日時:令和8年11月8日(日)午前10時00分~(雨天決行)
調査遺跡:砂田遺跡・西原遺跡発掘調査現場
場所:南陽市池黒1128【地図】
※雨天時は屋内での説明となります。

中世面の遺構検出が始まりました。今週は天気に恵まれましたので、作業が進みました。中世面からはピットや井戸跡などが多数確認されました。写真の奥中央に見える山は、金峰山です。

検出した遺構の精査を行いました。まずは半分に掘って、遺構の中の堆積土を確認します。

井戸跡も、まずは同じく半分に掘ります。中から木材でつくられた井戸枠が確認されました。また、15世紀ごろの陶磁器や漆器の破片も出土しました。70cmほど掘り下げると、水がこんこんと湧いてきました。

10日には、鶴岡市教育委員会によるイベント「つるおか親子文化財めぐり~鶴ヶ岡城と武士のくらし~」で、発掘現場の見学会が行われました。参加した約30名の見学者のみなさんは、馬場町2番地遺跡に住んでいた庄内藩上級家老のくらしぶりがわかる遺構や遺物に興味津々の様子でした。

西側に位置する平場の調査を進めています。遺構が確認できる層までもう少しのところまできました。

10区の東側に位置する部分で獣骨とみられるものが出土しました。今後の整理作業で何の骨か調べたいと思います。

秋晴れが続き順調に調査が進んでいます。古墳時代の竪穴建物の跡の調査が終了しました。この建物跡は比較的大きいもので、大人3人分の幅があります。

ここからは古墳時代の土器片が集中して出土しています。いくつかの個体がバラバラに割れた状態で出土しています。

調査区を横断する2本の溝が平行して発見されています。左側の溝は浅く、古墳時代の遺物が出土します。一方、右側は深く、平安時代の遺物が出土しています。

今週から砂田遺跡北区の調査に入りました。北区でも井戸が見つかりました。拡張区で出土した井戸の組み方とは異なり、残っていた井戸枠の数も四本と少ないようです。

砂田遺跡北区のすべての遺構を完掘し、空撮を行いました。調査区は縦に長く、遺構は南側に多く見つかっています。

今週も砂田遺跡の拡張区の調査を行っていきます。こちらでは井戸が見つかり、半分を掘り断面を見ていきます。

断面を記録した後、すべて掘り井戸全体を出していきます。全面が掘りあがるとこのように井戸枠の外側側面に木の板が並んでいました。一枚一枚に番号を付けて取り上げを行っていきます。

西側の柱穴が確認された曲輪の南側について調査を始めました。この辺りは竹が密集しており、根の除去に時間がかかります。

東側に位置する10区の調査を引き続き行っています。表土の除去が終わり、整地層の掘り下げを行っています。部分的に遺構も確認されています。

調査区北側から近世整地層を除去し、中世の遺構面の確認が始まりました。

調査区南側では、引き続き近世の遺構の精査を行いました。

調査区南側の近世面には、南北方向の溝跡とその溝跡に重複する石組みの暗渠が発見されました。暗渠は、大きな河原石をコの字に組まれたものです。

暗渠に重複するように東西方向の溝跡も発見されました。

さまざまな遺構が発見され、調査が進んでいます。調査区内に平行して走る細い溝は、耕作に伴うものと推測しています。

竪穴建物の調査では、床面から土器が潰れた状態で出土しました。古墳時代のものと考えられます。

調査区の断面に、昔の川の流れた跡が見えています。人の手のあたりに見える黒と白の縞模様は、水がたまったり引いたりを繰り返す中で、土が少しずつ積み重なってできたものです。

現状を空中から撮影しました。長く続く調査区が現在調査中の10区になります。まわりに四角に掘られた穴が見えますがこれらは調査を行ったトレンチになります。

25日に、現地説明会を行いました。合計26名の方に現場を見ていただきました。