山形市立蔵王一中学校
 平成17年7月28・29日
8月09・10日

山形市立蔵王一中学校の生徒たちが職場体験として発掘と遺物整理に来ました。

百刈田遺跡

遺構検出作業を体験

ジョレンという道具を使い、ていねいに土の表面を削りました。柱の穴や溝らしいところが見えてきました。

百刈田遺跡

弥生時代の土器を精査

真っ黒い粘土層から弥生土器が出土しています。ていねいに掘り下げてみました。

百刈田遺跡

平安時代の溝跡を精査

平安時代に使われていた溝跡を掘り下げました。土の色や遺物に注意しながら慎重に調べていきました。この日はとても暑い一日でしたが、暑さに負けずがんばりました。

埋蔵文化財センター

遺物洗浄作業

遺跡から出てきた土器や石器を水洗いし、土や泥をていねいに取り除く仕事をしました。きれいになると模様や形がはっきりと分かってきました。

埋蔵文化財センター

遺物にネーミング

土器や石器、一点一点に遺跡名や出土地点を小さくしかもはっきりと書きます。細かい仕事なので集中力が試されます。

埋蔵文化財センター

勾玉つくりの体験

出前授業で行なっている「勾玉つくり」に取り組みました。順序よく、しかもきれいに作り上げるにはどうしたらいいのか、よく考えながら挑戦していました。

埋蔵文化財を通して、外の仕事・中の仕事・いろんな道具や仕組み、そしてそこで働く人々の苦労や喜びの一部分を体験できたものと思います。