百刈田遺跡(10月2週)
住居跡確認状況

19−32・33区内で一次調査で周溝が検出されていた住居跡のプランを確認しました。中央やや右寄りに炉の跡が見つかりました。

ST450床面検出状況

少しずつ掘り下げを行っていたST450の床面があらわれました。向こう側で掘っている作業員さんの下に柱穴の断面が見えています。

ST450石棒出土

ST450の北西側の床面の壁際から、炉と思われる石組みと土器、さらに石棒の破片が出てきました。石棒はすでに取り上げられていた3片と接合することがわかりました。断面が六角形になっています。

崩壊したSK607ベルト

前日までの雨のため調査区内が冠水し、土坑群のベルトがほとんど崩れてしまいました。「がんばって掘ったのに・・・」と泣くに泣けない作業員さん達です。

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