鵜の木館跡(9月第2週)
遺構検出状況(中央区南側)

ご覧のとおり、ドーナツ状の遺構が等間隔で同じ方向を向いて並んでいました。土の様子を見ると最近作られたもののようですが、何でしょうか?

遺物群出土状況(中央区南側)

平安時代のものと思われる遺物が多数出土しました。最近雨や面整理ばかりが続いたので、久々の土器出土に作業員さんもうれしそうです。

SD880堀跡断面線引き

堀の断面の堆積層に沿って線を引いているところです。鎌で断面を平らにし、五寸釘で層に沿って線を引いていきます。

SD880堀跡断面

堀は幅3m弱、深さは現在の地表から2m弱。
南西区にある堀と同規模でやはり館を囲んで
いたものと思われます。

SD880堀跡(中央区北側)

断面を参考にしながら堀の全体部分を発掘しま
す。堆積した泥の粘りと重みで悪戦苦闘してい
る様子です。がんばりましょう!

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