高瀬山遺跡 1期  縄文前期 file No1
大型住居跡(おおがたじゅうきょあと)
ST1341 (西から)
 細い長楕円形の大型竪穴住居跡です。長径は約24mあります。壁際の主柱穴は2本ずつ対になって、5m弱の間隔で並んでいました。床面には中軸線に沿って地床炉が6箇所以上あります。長い方の壁際に細い溝が見られましたが、南東側中央部に切れ目があり、そこが出入口かと思われます。
 ここからは、大木6式の深鉢など、大量の遺物が出土しています。