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2006年08月24日

「日本最大級の縄文土器」展 開催中


山形空港2F特設ギャラリーにて「日本最大級の縄文土器」展を実施しました。


目玉は89㎝を測る、最上町水木田(みずきだ)遺跡の土器です。


朝早くから熱心な参観者がありました。


報道の方もたくさん取材にいらっしゃいました。


子どもさんとくらべると、やっぱり大きい土器です。


期間は8月22日~9月18日です。9月16日(土)は空の日のイベントに合わせて、ギャラリートークを実施いたします。

2006年08月23日

刊行物一覧をリニューアルしました

センターホームページの刊行物一覧をリニューアルしました。
埋文やまがた、研究紀要のPDFがダウンロードできます。
山形県埋蔵文化財センターホームページの「刊行物一覧」からどうぞ。

2006年08月22日

木の下・興屋川原・玉作1・岩崎遺跡発掘調査説明会

日本海沿岸自動車道関係の上記4遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。

日時 平成18年8月27日 午後1時~4時(予定)

場所 日本海沿岸自動車道関係遺跡合同発掘調査事務所(鶴岡市矢馳) 地図

成果
 木の下遺跡は縄文時代と中世の遺跡です。昨年度の調査に引き続き、中世の館跡の遺構が検出されました。
 興屋川原遺跡は古墳時代と平安時代の遺跡です。昨年度の調査に引き続き、平安時代の掘立柱建物跡が整然と立ち並ぶ様が検出されました。
 玉作1遺跡は古墳時代の遺跡です。昨年度の調査に引き続き、古墳時代の遺構・遺物が見つかっています。
 岩崎遺跡は古墳時代と平安時代の遺跡です。平安時代の掘立柱建物跡が立ち並び、木枠をもつ井戸も見つかっています。出土遺物には勾玉、管玉、硯、斎串などが見られます。

備考
 今回の調査説明会は、各遺跡の現地事務所・駐車場が狭小なため、総合発掘事務所に集合して、全体の説明した後、ワゴン車に乗り合わせて各遺跡をめぐって説明を行ないます。

問い合わせ
現場事務所 0235‐23‐6171
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301

「日本最大級の縄文土器」展



 山形県の空の玄関口、山形空港で「日本最大の縄文土器」展を開催します。
 今回展示する「水木田(みずきだ)遺跡」は、山形県最上町月楯に位置し、山形県縄文時代中期の代表的な遺跡です。
 特に注目すべきは、日本最大級と思われる深鉢型土器です。巨大土器は縁に渦巻きの飾りを持ち、胴体には縄文とともに曲線的な模様が施され、縄文芸術の力強さを今に伝える逸品です。
 巨大土器のほか、縄文土器、石器等、発掘調査に関わる写真パネル等も展示しています。是非ご覧下さい。

日時  平成18年8月22日(火)~9月18日(月) 
場所  山形空港ビル特設ギャラリー(山形空港ビル2階)

画像をクリックするとパンフレットを見ることができます。

加藤屋敷遺跡(8月14日~8月18日)


お盆明けの最初の作業は、すっかりのびてしまった調査区内の草刈りでした。


蒸し暑い中、A区にもどって遺構の掘り下げ作業を進めました。この日(18日)は、午後になって突然の雷雨に見舞われ大変でした。

檜原遺跡第2次(8月7日~8月11日)


B区北側部分の遺構検出状況です。大きな川跡と焼土がたくさん入った遺構が見つかりました。


B区の遺構精査をはじめました。連日30℃を越える暑さの中での調査に少々バテ気味です。


来週、発掘調査はお盆のため休みになります。あちこちに穴が開いていて危険ですので、中には入らないようお願いいたします。

天王遺跡(8月7日~8月11日)


小さいほうの調査区(B区)の遺構精査に入りました。


最上徳内記念館に博物館実習に来ていた学生さんが発掘調査の実習に来ました。遺構の掘り方や測量、土器の洗浄について勉強していきました。


来週一週間は夏休みです。シートを敷いて遺構を保護します。

加藤屋敷遺跡(8月7日~8月11日)


今週も暑い中での作業が続きました。とくに鋤簾で土を削る作業は、体力が必要です。


E区から検出された、川跡と思われるところに白線を引きました。今後、さらに調査を進めていきます。


D区の掘る範囲を広げたところ、今週も土師器や須恵器の破片が出土しました。

下叶水遺跡(8月7日~8月11日)


火曜日に下叶水小中学校の皆さんが発掘調査の体験学習に来てくれました。とても暑い中でしたが、皆さん一生懸命調査に取り組んでくれました。


埋設土器の取り上げ状況です。作業員さんが上手に掘り上げてくれた土器の表面を保護し、外側を大きく掘り込んで土ごと取り上げます。


沢跡(SG1)の2層目から出土した遺物分布状況の空中撮影です。当日は快晴に恵まれ、ラジコンヘリを用いて沢跡の全景と、低空でグリッドごと撮影する2つの撮影を実施しました。

行司免遺跡第3次(8月7日~8月11日)


今週は好天に恵まれ、調査区全体の空中撮影を行いました。


空中撮影のため調査区をきれいに掃除した様子です。この写真からもわかるとおり行司免遺跡は多くの溝が走っていることがうかがえます。

玉作遺跡第2次(8月7日~8月11日)


面整理作業も順調に進み、現在は攪乱層の掘り下げ作業をおこなっています。攪乱層を掘り下げると重機のキャタピラの跡がでてきました。その土の中から多量の遺物(土師器の高坏や甕、須恵器の坏、中世陶磁器、磁器)が出土しています。来週はお盆休みに入り、調査は8月21日から再開します。



矢馳A遺跡第3次(8月7日~8月11日)


RW40出土状況 A区の河川跡から曲げ物が出土しました。


RP41出土状況 A区河川跡の床面から須恵器の坏が出土しました。


RP43出土状況 A区の河川跡から土師器の坏が出土しました。

興屋川原遺跡第3次(8月7日~8月11日)


炎天下、テントを張って作業をしました。


テントの下は日陰になり、幾分作業がしやすくなりました。

岩崎遺跡(8月7日~8月11日)


今週から木組みの井戸を半截し始めました。これからどんな遺物が出てくるのか楽しみです。


丸太をくり抜いて井戸枠とした井戸が検出されました。大きさはあまり大きくありませんが今でも水が湧いて来ています。

中山城跡第2次(8月7日~8月11日)


今週は猛暑の中での発掘となりました。日陰が全くないので、テントを建てて休憩所を作りました。みなさんすごい汗です。


炉跡の断面を検出している様子です。赤い部分が焼けた土で、境目がはっきり分かります。


炉のすぐ近くから二つ重なった状態で、完形の須恵器が出土しました。炉と何か関係があるのでしょうか?

石畑遺跡(8月7日~8月11日)


調査区南側の遺構です。底面から完形の土器が出土しました。その脇にある石を取り上げたら石皿でした。


調査区南(B区)の全景写真です。調査区の全てを掘りきり、業者による遺構測量を行っています。


調査区から北側を見た時に入道雲が広がってきました。今年も残暑厳しくなりそうです。今週にて発掘調査は終了となります。

2006年08月14日

下叶水遺跡見学(8月8日)


小国町立叶水小中学校の皆さんが、下叶水遺跡の見学と体験発掘に来て下さいました。まずはじめに縄文時代についての説明を聞いてもらいました。


下叶水遺跡の発掘現場に入り、遺跡の説明を受けています。右下に見えるのが完全な形で出土した埋設土器です。子供のお墓だったのかな?「ちょっと怖ーい」なんて声も聞かれました。


さあ次はいよいよ発掘体験です。発掘の方法をきちんと聞いて、すごいものを掘り当てるぞ!という気合が感じられました。


猛暑の中での発掘体験でしたが、みんな一所懸命に取り組んでくれました。最後に、色々な質問や感想を聞かせてくれました。

山形盲学校(8月4日)


今回は山形県立山形盲学校のサマースクール「特別授業社会科」のお手伝いをさせて頂きました。


最上町かっぱ遺跡出土土器や、大石田町来迎寺遺跡出土石器に実際に触れながら縄文時代の勉強をしました。


最後に親子で火おこしに挑戦。もう一歩のところで残念ながら火はついてくれませんでしたが、火を得る苦労がちょっとわかったかな。

2006年08月08日

檜原遺跡第2次(7月31日~8月4日)


B区と呼んでいる調査区です。A区を終了し、いよいよ本格的にB区の調査に入ります。


B区の遺構検出作業です。梅雨も明け、暑さが厳しくなってきました。午前中でも汗びっしょりです。

玉作遺跡第2次(7月31日~8月4日)


今週は梅雨が明け本格的な調査ができました。


岩崎遺跡(7月31日~8月4日)


先週お伝えした古墳時代の遺構から新たに土師器が出土しました。右に見える小さな土師器をRP5、左に見える大きな土師器をRP6としました。


RP5の取り上げを行っています。土器を傷つけないように慎重に周りの土を取っていきます。


取り上げたRP5(右)とRP6(左)です。古墳時代前期の土師器だと考えられます。詳しくはこれから調べていきます。

下叶水遺跡(7月31日~8月4日)


今週は、出土した遺物の記録作業を行ないながら、沢跡の中央域から北西域まで調査範囲を広げて作業を行いました。


SG1(沢跡)中央域の作業状況です。この地点でもつぶれた状態の土器や石器が多く出土します。


SG1(沢跡)南東域では、掌に収まるほど小さい土器が出土しました。一般にミニチュア土器と呼ばれるもので、その小ささから当然、日常使う道具でなく、祭祀の時のお供え用として使われたものと考えられています。

興屋川原遺跡第3次(7月31日~8月4日)


梅雨も明けました。記録作成用の写真撮影では、テントを設営し、照明を当てての作業となりました。


平面の規模はそれ程ではありませんが、柱根の残るものは特に深いようです。

中山城跡第2次(7月31日~8月4日)


今週は完形に近い縄文土器が出土しました。この土器の発掘を担当した作業員さんもうれしそうです。


中山町と寒河江市の小学生40名が、中山城跡にサマースクールの一環で見学に来ました。古代の魅力に触れて、楽しそうに見学しています。

山ノ下遺跡(7月31日~8月4日)


8月2日に山ノ下遺跡と稲荷山館跡合同で現地説明会を行いました。


現地説明会が終了した後に土器の取上げを行いました。大変もろい状態であるため、丁寧に取上げています。

加藤屋敷遺跡(7月31日~8月4日)


E区はすっかり冠水し、連日排水作業をして水が引くのを待っています。


今週は、D区を掘り下げました。須恵器の破片などが出土し、範囲を広げながら掘っています。


梅雨明けし、これからは毎日暑い中での作業が続きます。

稲荷山館跡第2次(7月31日~8月4日)


写真手前の溝を掘り始めました。また先週から引き続き、土塁の盛られた土を取り除いています。


館方向から撮った写真です。柱穴が10基ほど見つかりました。土塁や溝をすべて掘り終わり、8月4日に調査を終了しました。

石畑遺跡(7月31日~8月4日)


現在調査中の南端畝状遺構です。近世以降のものと思われます。


調査区北側の完掘の状況です。地山が砂地なので、雨が降ると遺構上端が崩れてきそうです。今週から地形測量の委託業務が始まります。


調査説明会が8月4日(金)14:00~行われました。60名の参加を得て、会場いっぱいに人があふれました。地元の方々の参加も多く、周囲に支えられ、ここまで調査が進められたことを実感しました。

矢馳A遺跡第3次(7月31日~8月4日)


RP37出土状況 A区の河川跡から須恵器の小壺が出土しました。頸が破損しています。


C区遺構精査  溝跡やピットが集中している場所の遺構精査をしています。


C区溝跡遺物出土状況  土師器の破片が溝跡から集中して出土しました。

天王遺跡(7月31日~8月4日)


雨続きで手がつけられなかった溝の測量を行ないました。残しておいたベルトで土の堆積の様子を記録しました。


測量が終わると、あっという間にベルトがなくなっていきます。


うきたむ風土記の丘考古資料館に博物館実習に来ていた学生さんたちが、発掘の実習に来ました。

行司免遺跡第3次(7月31日~8月4日)


先週に引き続き帯金具が出土しました。鉸具(かこ)という部品でベルトのバックルの部分にあたります。


昨年見つかったSD4と呼んでいる溝の残りの部分を掘り下げたところ火山灰(正面の真っ白い弧状の層)の上から、祭祀に使った木製品やどこも壊れていない須恵器の坏が出てきました。


2枚目の写真のアップです。すぐ脇に祭祀に使われた木製品である斉串がありますが曲がってしまっています。

2006年08月03日

中山町・寒河江市合同体験教室(8月2日)


万治ヶ沢遺跡整理作業を見学しました。1000年前に使っていた器はこんなの!と驚きました。


1000年前のお墓を見学しました。ちょっときもち悪かったです・・という感想。


特別収蔵室にて、山形県の代表的な土器などを見ました。最古の山形米もありました。


勾玉作りに挑戦です。縄文時代のお守りを心をこめて作りました。

2006年08月01日

檜原遺跡第2次(7月24日~7月28日)


A区の調査が終了しました。器材を撤収し、B区へと移動します。


B区の調査を本格的に開始しました。遺構検出と同時に調査区内にある果樹の根を除去しています。遺跡をなるべく傷つけないよう細心の注意を払います。


遺跡に珍客。畜産所から脱走した牛が現場へやってきました。この後、飼育員による大捕物がありましたが、幸い無事に済みました。ただ現場には必死な牛くんの深い足跡が残りました。

玉作遺跡第2次(7月24日~7月28日)


晴れ間をみての作業の様子。今週も天候がよくなく、晴れ間をみながら調査をする一週間でした。雨で調査区が水浸しになってしまうため、改めて排水溝を掘るなどの作業ばかりで調査が進展しませんでした。早く梅雨が明けて本格的に調査をしたいです。


天王遺跡(7月24日~7月28日)


以前お伝えしたときには半分だけ見えていた円形の板です。割れた部分は桜の皮でつながれていました。


木が風で倒れたときにできる痕跡が見つかりました。地山の黄色い土の下に黒い土が斜めに入り込んでいるの特徴です。昔から風の強い場所だったことがわかります。

興屋川原遺跡第3次(7月24日~7月28日)


柱を埋めるために掘った穴に埋め戻された土の様子を記録しています。土色計という機械を使って、色を調べ、土質、含有物などを紙とデジタルデータで記録していきます。今週末までに150基ほどの記録が終わりました。


E区東部の柱穴密集地では直径20~25cmの小さな柱穴が200基以上見つかりました。中には柱根が伴うものもあります。今までのところ、掘立柱建物として把握可能なものは見つかっていません。

山ノ下遺跡(7月24日~7月28日)


今週も雨が降ったために、遺構内には水が多く溜まりました。汲んでも汲んでも、土の中から湧き上がってくる状態でした。早く梅雨が明けてほしいです。


今週は調査区内の標高を測ったり、遺構の図面を書いたりという記録作業を中心に行いました。

石畑遺跡(7月24日~7月28日)


A区北側の柱穴群です。いくつか列をなしているものもあり、建物跡の可能性があります。


調査区北側A区の北半分の調査が終了しました。これは完掘した遺構の全景写真です。大小の穴が多数あります。


調査区中央の土坑から発見された縄文土器です。深鉢と思われます。

稲荷山館跡第2次(7月24日~7月28日)


今週から土塁の調査を行いました。斜面での発掘作業は無理な姿勢で行うため、とても大変です。


調査区の全景です。写真の中央部にある盛り上がった部分が土塁になります。土塁を半分だけ掘り、土がどのように盛られたのかを調べます。


ふ化した蝉を見つけました。キラキラと光っていてとてもきれいでした。7月は雨が多いですが、少しずつ夏に近づいているようです。早く梅雨が明けて、晴れた空の下で元気な蝉の鳴き声が聞きたいです。

中山城跡第2次(7月24日~7月28日)


縄文調査区からは、これまでで一番大きな土器が出土しました。取り上げるのが楽しみです。


小中丸家の北側からは階段のような遺構が出てきました。残念ながら入り口付近は最近のコンクリート塀によって壊されていました。

加藤屋敷遺跡(7月24日~7月28日)


C区の遺構状況です。溝状の遺構などが確認されました。


E区から川跡が検出されました。重機で掘り下げたところ、表土の約2m下の深い地点から須恵器が出土しました。


雨が降った日に、これまで出土した土器の一部を洗浄しました。

岩崎遺跡(7月24日~7月28日)


古墳時代の土師器が出土しました。どうやら、この遺構は古墳時代のものの様です。


今週は晴れ間を見ることが出来ました。暑い日だったので休憩はテントで休みました。

下叶水遺跡(7月24日~7月28日)


今週から東西に伸びる沢跡(SG1)の中央域での作業に入りました。どんな遺物が出土するか楽しみです。


沢跡の東域の作業状況です。沢に堆積する土の二層目まで掘り下げをおこなっています。この層からも遺物がたくさん出土しており、注意しながら掘り下げていきます。


この球状の遺物は、土錘(どすい)という漁網のおもりに使われたものです。しばりつけるための溝が十字に入り、真ん中に貫通した孔があります。

矢馳A遺跡第3次(7月24日~7月28日)


井戸跡から曲物が出土しました。細工の様子なども見て取れるものです。


本遺跡としては珍しい波の文様のある須恵器の甕が出土しました。


C区に検出された井戸跡をほぼ完掘しました。並び方に規則性が見られます。

行司免遺跡第3次(7月24日~7月28日)


調査区南端の東側を削っていくと大量の土器片などが出てきました。遺物が出た箇所は記録が終わるまではそのままの高さで残しておくので、あたりは山だらけになります。


1枚目の写真の一部分です。須恵器(写真左)のそばから帯の金具(写真右)が出土しました。帯に付けるものの種類や大きさは位によって定められていました。これにより行司免遺跡のそばには有力者がいたと考えることが出来ます。

矢馳A遺跡第3次見学


矢馳A遺跡に鶴岡市中山しあわせ会の皆さん約40人が見学にいらっしゃいました。


発掘調査の様子を現地で見学していただきました。


昔の土器などが土の中から掘り出されるのを興味深く見学されていました。

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